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オープニングセレモニーには金木研役の
TVアニメ「東京喰種トーキョーグール」の放送開始は2014年と、今から10年前。印象的なシーンを聞かれると、花江は「1期の最終話で金木くんがヤモリに拷問されるシーン 。アフレコでも泣け叫びまくって、ずっとつらいシーンが続く話数だったのでいまだに記憶に残ってます」と答える。このおかげで、その後の作品で難しいお芝居があっても「『東京喰種』のほうが大変だったよな」と思えるようになったそう。井上が「最後に展示されてた色紙 、『苦しくて』という言葉から始まってましたもんね」と言うと、花江は「苦しくて楽しくて、つらい現場でした」と駆け出しの頃ならではの苦労を笑いながら振り返った。
雨宮も花江と同じように 、経験が浅かったからこその苦労があったそう 。「特に大変だったのは最初の1、2話の頃。もっと声を低くしてほしいと何度も言われたんですが 、当時は声域も狭いからすぐに限界がきちゃうんですよね。そんな中で戦闘シーンを演じたり、大事なセリフを言わなきゃいけなかったりしたので、私はこの役をやり切れるんだろうかって不安になりました」と回想する。花江が「僕も1話から泣いたり叫んだりしたので、もうどうしようと1回台本を投げちゃったりもして(笑)。だから1話の台本はぐちゃぐちゃなんです」と続けると 、井上は「アニメを見る側からはわからなかったですけど 、演じてる側はそんなに大変だったんですね」と当時の2人を称えた 。